I ❤ OSAKA
2012.05.07 Monday | category:Travel
竹本住大夫氏は著書の中で、文楽において関西弁が標準語であるとパシッと語られていらっしゃいます。簡単な言葉ながら背後の存在を感じさせる言葉として印象に残っていました。言葉は語る人によって成り立っているのだと。
〽すみよしのちからさずかりためすつき@住吉大社
たけうちうどん店のとり天ぶっかけ@中津
お初天神@曽根崎
曽根崎にあるトスカーナワインバーでお隣の常連客から〆にと薦められたバーでラフロイグ@鶴野町
四天王寺宝物館にてお宝見物。石鳥居の額束には箕の意匠で『釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心』とある。これはレプリカでホンモノは宝物館。@四天王寺
新しい檜の神明鳥居がまず印象的な堀越神社。ホームページによると石造りの明神鳥居だったのを立替えたそうだ。日本の美。@茶臼山町
I ❤ OSAKA@アベ地下
河内小阪という平凡な私鉄線の駅から
2012.05.06 Sunday | category:Travel
河内小阪という平凡な私鉄線の駅からひっそりとした町を10分ほど歩いていくと司馬遼太郎記念館がある。この時点で何か好い気配というか、そういった種類のなにかを旅行者として感じた。ごくごく普通の生活がある場に突然迷い込んだ旅人というのは悪くない。気楽さと適度な緊張感、そういうものを観光地では感じにくくなっているのだろう。
安藤忠雄の記念館、とくにこのステンドグラスは良い感じがしたが、時期的にも新緑と花の季節ということもあって、雑木林を模したような庭と、趣向を凝らしたというところがない自宅がとても良かった。もちろん外側からしか見ることはできないのであるが。
書斎の前に置かれた土管にナノハナやツユクサを植えて眺めていたというのが妙に可愛い。
けれどもぼくは、氏の二十一世紀を生きる君たちへとそれは重なるような気がしていた。
スイマセン、ちょっとグールド似だったもので
2012.05.04 Friday | category:Children
KID-O-KID
2012.05.03 Thursday | category:Children
千駄堀
2012.05.01 Tuesday | category:Children
松戸市の中心に千駄堀という谷地がある。その周辺の水と森の豊かな環境を将来へ残すために作られたのが21世紀の森と広場。千駄堀池を中心に、複数のテーマをもった広場や施設で構成されている。が、そのほとんどは湿地や森林を生かした昔からのままの姿をしている。50ヘクタール、東京ドーム約10個分もの広さがあり、一日でまわれるような規模ではない。
ぼくたちはみどりの里という里山の光景を模した広場を散策した。小川の側にはタチヤナギが涼しげに茂り、その傍に轍ができた土の道が寄りそって続いている。子供たちはザリガニ釣りをしたり、鴨を追いかけていた。小規模だが麦畑や水田もあり、やがてそれは濃い森に阻まれる。長閑でありながら人と自然がある程度の緊張感を持って共存していた里。今ではその姿、思想ともにほとんど喪失してしまったように思えるのでより郷愁を誘う。
21世紀の森と広場では現在除染作業が続いている。不運な事に少し線量が高い地域となってしまったうえに、窪地という地形も関係しているのだと思う。が、皮肉な話だと思う。