芝浦の和牛肉スジ1,000円/kg
2010.12.29 Wednesday | category:Food
芝浦の和牛肉スジ1,000円/kgはとても良心的なお値段だと思う。スジ肉といってもとてもたっぷりと肉がついている。煮込みも良いがどちらかというとカレーやシチューが似合うのかもしれない。お店の『まかないカルビ』や『シンシン』、ボリュームのある『メガネ』を炙るのは無論旨いが、芝浦クオリティの肉を煮込むのも悪くない。ホント内緒にしたい話。
偉大なる一筆の軌跡 THE FIRST TRACK
2010.12.25 Saturday | category:Book
道志みちをのんびり走って
2010.12.24 Friday | category:Food
道志みちをのんびり走って、道の駅で買い物をしたり、湧水地で水を汲ませてもらったり、直販所で農産物をのぞいたりするだけで楽しい。青野原というところで育った太〜い牛蒡と長〜い人参。なんとも昔の味のする牛蒡と人参だった。東京から近いのになんとも田舎で、長閑な感じがするこの周辺はとてもいいな。
2001年のスウェットシャツ
2010.12.23 Thursday | category:Objects
2001年のスウェットシャツ。より正確に村上春樹風にすると、2001年のトレーナーシャツ。なぜその年のものだと特定できるのかというと結婚した時に作られたものだから。2001年の12月にぼくは結婚をした。LOOPWHEELERの鈴木さんのご好意によってたぶん100枚以上、披露宴の引出物として水引のタグが付いたこのスウェットシャツが誕生した。
ぼくはこのスウェットシャツに特別な思いを抱いている。それは結婚式のために作られたということではない。もちろん完全に否定できるかと言えば難しいのだが、それよりはもっと純粋に物としてオブジェクトとして価値を見いだしている。いや、だんだんそうならざる得なくなってきたというほうが正しい。というのは当初は引出物の無地のスウェットシャツとしてぼくの周辺に存在していただけだったから。それが4、5年前からこの2枚の存在感がひどく高まってきて、どうもそれ以外のものとは違うものになってきてしまった。どうやらそれらは本当に生地によるところが大きいのだと思う。
吊り編み機は1時間に1メートルほどの生地しか編めない。日本人が好む希少性に訴えたキャッチコピーで、今では言葉だけが一人歩きをしている。トレンドやローカルな話題をピックアップするだけの人に生地の云々を語る資格はない。彼らは着ないのだから。
最初期のLOOPWHEELERのスウェットは十年少し経つことになる。スウェットシャツでは二つ折になっているリブの部分が最も弱くパンクする。他は肱下にも小穴が空いたりする。スウェットパンツのウエスト部は生地がところどころ薄くなり、それがやがて穴となった。腿の生地も薄れてダメージ加工を施したような表情をしている。それでもあと数年は持つ。
2001年のスウェットシャツも新しい年を迎えると十年目になる。ネイビー色のほうは、色こそ褪せたがそれ以外この2枚に関してはどこにも支障がない。それが神々しくさえ感じる。それは生地だけではなく、この時のサイズ、ディテール、すべてにおいて好ましいと思っているからかもしれない。この調子なら今後十年は付き合えるとぼくは思っている。
暑いときに、暑苦しい2人が意気投合すると
2010.12.22 Wednesday | category:Boldstyle
暑いときに、暑苦しい2人が意気投合するとマトモなものは出来ない。8月某日
石川さん「蛍光ピンクとかいっちゃう」
ぼく「えっ、ぼくもピンクがいいと思ってた」
石川さん「じゃピンクともう一色をシルバーにすれば、シルバーは売れるっしょ」
ぼく「やばい、早くピンク欲しい」
商品企画以上終了。そしてナイロン染色の発色にこだわって出来たのがこのネオンピンクのストラップ!石川さんと少しくすんでたらしょぼいけど、多少はありえるよなあ〜、と危惧していたのが何だったのかと思うこの蛍光っぷり。超大満足のピンクちゃんストラップ。
でもこれが至近距離の撮影では思いっきり写り込むわけが〜ん。でもメゲテはいけない、これはプログレ、パンクなのであるから。なに逆に考えれば写り込みが良く確認できるからかえって便利であると。物事の奥底まで考えられる大人の方に買ってもらいたい逸品です。
TOKYO CULTUART by BEAMS 限定
diagnl ninja strap Vol.4 Bonzaipaintモデル38ミリはこちら
diagnl ninja strap Vol.4 Bonzaipaintモデル25ミリはこちら
俗にプロ巻きという末端処理。几帳面な人や自閉症のぼく好み。カメラストラップの試作品を見させてもらったとき、ベルトを束ねる小さなパーツを加えてもらうようにお願いした。
作ってみたら割と良かった
2010.12.16 Thursday | category:Boldstyle
作ってみたら割と良かったみたいなとこは滅多にないのだけど、このスウェットの作務衣は意外に良かった。ヘビーウエイトのスウェットだとちょっと肩コルみたいな感じで敬遠されぎみなんだけど、羽織にするとちょうど良かったりする。そのしっとりとした重さも含め。これが流行りのライトウエイトの生地のものだと軟弱で嫌らしく、また抹香くさくもなる。ぼくは坊さん風の作務衣は嫌いで、道着のような雰囲気のものが好きだからこうなるのかもしれないけど。大人もののサイズはトーキョーカルチャート by ビームスで発売中です。
ナイショのお知らせ
2010.12.15 Wednesday | category:Food
朋あり遠方より来たりて幕営す、亦楽しからずや。
2010.12.03 Friday | category:Travel
朋あり遠方より来たりて幕営す、亦楽しからずや。
何をするでもないのだけど、焚き火をして、食べて、飲んで、話をして、テントのなかのシェラフに滑り込むというのは楽しい。
神宮前のショップtempra garageが主催するキャンプの誘いを受けたのは11月に入った頃。決行は11月末だというので、凄く寒いかなと思ったけど今宵は風もなく、底冷えするということもない。総勢50名くらいのキャンパーが自由にそれぞれで楽しむといった趣向。大きな広場があるメインサイトには中央にキャンプファイヤー、巨大なストーブ付きのシェルターが数張、大小のテントがその周囲を取り囲み、さながらアウトドアショーのような雰囲気。それにくらべ川沿いのぼくらのサイトはとても詫びた感じか。亦楽しからずや。
道志『大渡の湧水』はドバドバと清水を溢れ出していた。
2010.12.02 Thursday | category:Food
道志『大渡の湧水』はドバドバと清水を溢れ出していた。一方は蛇口から他方は腕くらいの塩ビパイプから。昭和三十二年九人の男衆が大室山の険しい谷を超え大渡まで湧水を引いたと案内にあった。癖のないわたしたち日本人がよく知った味がした。道志村は水が良いのでクレソンの里としても知られ、道の駅などで野菜の買い物をするのも旅の楽しみのひとつ。今回一束100円で道志菜という地野菜を買った。これが生で食べても加熱しても、すこぶる美味しいのに驚いた。春、あきる野市養沢の釣小屋で買ったのらぼう菜にしても、どうしてこんなにしみじみとそれらは美味しいのだろう。普段意識しない水が凄いのだろうか。
なにごとの おはしますかは 知らねども
2010.12.01 Wednesday | category:Travel