Page: 1/1   
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | | - | - | pookmark |
とんかつ いもや
Higashikanada Oct 2008
Higashikanada Oct 2008
Landscape Productsの中原くんと合羽橋に行った帰り偶然にも東神田の『とんかつ いもや』に遭遇、のれんをくぐった。しっかりとした竹にとおされた目の混んでない白のれんは綿麻なのだろうか、今日の陽気に涼しげに映った。L字形の檜のカウンターの小さな店だが、近くのサラリーマンたちで空席はなかった。男たちは食べ終わると誰一人も長居をすることなくさっさと出て行くのでお店にはリズムが生じ活気があった。まったりとした山の手生活からそれらはとても気持ちが良く感じらる光景だ。ボリュームは若い人向きだがさっぱりと品の良い味で食べられてしまう。とんかつのようなしっかりとした食事に、こざっぱりした無垢檜の一枚板を合わせるような日本の美意識は見事だと思う。それでとっとと帰るは客の粋。
SUPPORTED BY JUGEM Desktop
| Toru Tachizawa | 00:12 | - | - | pookmark |
Landscape Productsの社員キャンプ
Doshi Oct 2007
Doshi Oct 2007
Landscape Productsの社員キャンプに同行した。場所は道志の森キャンプ場。都留から国道24号で道志道に出てキャンプ場とは反対方向にある水源の森の敷地内にあるそば処で昼食。クレソン蕎麦を食べるがクレソンも蕎麦もともに風味が感じられなかった。道の駅どうしでクレソンアイスクリームで果敢にもリベンジを試みるがこちらもいまひとつのようだった。ただ道志のクレソン自体は美味しい。水が良いのであろう。キャンプサイトは清流に沿っていた。雨が続いていたせいもあり川沿いは湿ったいたので少し離れてテン場としたが、故あって移動することとなった。そこは小さな滝の近くで静かとは言えなかった。大きな炊事場があり大人数で思い思いの料理を作る光景はキッチンスタジアムのようだった。四畳くらいの範囲と高さ2メートルを超える焚火は年末の大規模な護摩業かちょっとした小火だった。翌朝は抜けるような青空となり朝食後、キャンプ場の奥にある菰釣山に登った。川沿いの林道のアプローチがだらだらと長く、城ヶ尾峠から急登となるがあっけないほどすぐに尾根に出た。歩き始めた頃とは打って変わって空は一面雲に覆われ、尾根の向こう側からは冷たい風が吹いていた。稜線を境に無風だったこちら側と対照的な天候だった。風は汗で濡れた身体から気化熱を奪い吐く息を白くした。山頂もガスが出ておだやかなハイキングとはならなかった。しかし皆でこうしてただただ山を登って下っているだけなのだが、なんとなくLandscape Productsのみんなの呼吸というか、集団の個性が感じられて楽しかった。菰釣山ハイキングにもお付き合いしてとても良かった。それと丹沢の山は静かで心地が良い。
SUPPORTED BY JUGEM Desktop
| Toru Tachizawa | 22:53 | - | - | pookmark |
UL Cooking gear

UL Cooking gear Oct 2008
UL Cooking gear Oct 2008
UHなキャンプをしてるけどULグッズは面白いと思っている。アルムニウムやチタニウム、カーボンなどの素材も好き。しかしチタンのクックウエア等はみごとに薄いので、曲がるし熱いし、唇に触れる感じも味気なく、芳しくない。ひどく不味いコーヒーに感じるとしても不思議はない。でもそれはあくまでも街で、しかも家庭で使うのであればと言っておこう。これはTrail Designs社のFireLite 475ml Titanium Trapper's Mug用のアルコールストーブのセットである。このとても小さいCaldera Cone Systemの構成は、ウインドスクリーンの
Caldera Cone、アルミの空き缶を再利用した12-10 Alcohol Stove、プラの5.5 oz fuel bottle with restrictorと1 oz fuel measuring cup、プラの外装のCaldera Caddy storage systemとで合計重量はおよそ150グラムだ。Trail Design社は4.00 oz. (113.39 g)としているが。チタンマグに260mlの水を入れSOLLEONE社の即席リゾット260gを加え、沸騰後5分煮込むには40mlのアルコールが必要だった。即席リゾットに最適な中火を上回る火力をCaldera Cone Systemは最後まで提供してくれたのでリフターでマグを持ち上げ遠火にする必要があった。システム150g、アルコール40ml×0.8、チタンマグ36g、チタンスポーク9g、水260ml、即席リゾット80gの合計総重量は576gなり。
SUPPORTED BY JUGEM Desktop

| Toru Tachizawa | 21:49 | - | - | pookmark |
大琳派展

Ueno Oct 2008
Ueno Oct 2008
尾形光琳生誕350周年記念 大琳派展 -継承と変奏-が上野の東京国立博物館で7日より始まる。昨年京都で行われた狩野永徳展のようにならないように早めに訪れることにした。巨勢派、土佐派、住吉派、慶派、狩野派、琳派、円山四条派、文人画派、南蘋派、奇想派、浮世絵派と、代表的な各派のみでやや乱暴だが近代までの日本美術史の流れが追える。今回の-継承と変奏-では本阿弥光悦と俵屋宗達〜尾形光琳と乾山〜酒井抱一と鈴木其一のように区切り三つの時代の前後で対比しながら確認していくというものだ。平成館の大きな会場においても、大まかにだがその趣旨が伝わってこないわけではない。確かに継承、確かに変奏なのかと。でも光悦から其一まで、それぞれまるで違うじゃん、琳派なのに。という感じを受ける人が少なくないと思う。うん、それで大琳派なのだよ。この人たちは互いに意識をしているようだが、それぞれが別のところを見ているのが面白い。モダニズムだけが唯一の共通項で。
訪れた金曜日は夜8時まで、会期10日目だったがけっこう混んでいた。俵屋宗達の風神雷神が展示される三週目からはかなりの混雑が予想される。光悦と宗達が良かったな。四季草花下絵古今集和歌巻は淡白にして流麗、モダンで素晴らしかった。光悦楽茶碗 銘 雨雲は必見!
SUPPORTED BY JUGEM Desktop

| Toru Tachizawa | 05:34 | - | - | pookmark |
Anarcho Mountaineers
Kawakami Oct 2008
Kawakami Oct 2008
かねてから聞いていた小林さんのあの山の住まいにお邪魔してきた。
 あはれにすごげなる山中なり
しみじみと心に迫ってもの寂しい山中である。と想像していると違う。たしかに人家のない山中であるが、白樺林が少し拓けた緩やかな傾斜地に建つ二層のデッキからなる建物と周囲には開放感があって明るい雰囲気が漂う。無論小林さんが一年以上通って、コツコツと手をかけた成果の賜物である。木立の間から南にある少し離れた山稜が見え借景となる。
 茅屋ども、葦ふける廊めく屋などをかしうしつらひなしたり
茅造りの小屋や葦葺きの廊に似た建物など風情のある造りざまである。芝など敷いた別荘地のように行き届いた林間地に、デッキを中心に囲いのない空間をもつ建物だけが連なる。別荘地のように管理した山中の空間は欲しいが、別荘地にあるような別荘=退屈な家は欲しくないというAnarcho Mountaineersのこだわり。BivyやTent、Shelterが寝室である。
 所につけたる御住まひ、様変わりて、
こうした場所柄のお住まいは一風情あって。ぼくたちの一行、すなわちUHなメンバーである石川さん真柄さんと伊藤さんはデッキに各々テントを手早く張り、コットをテントの中に仕込んだ。コットを持たないぼくは小林さんからお借りしたのだが寝やすいので必需品になりそうだ。南に真っ白な満月がこうこうと輝き夜を明るくした。ぞんぶんに焚火を囲んだ後、テントに入りコットの上のシェラフに潜り込み明かりを消す。ところが周囲は鹿たちの声で決して静かになることはない。これも風情があって良い。ここからは鹿の時間だ。
SUPPORTED BY JUGEM Desktop
| Toru Tachizawa | 11:02 | - | - | pookmark |
icon 6 : (the colon)
Kitazawa Oct 2008
Kitazawa Oct 2008
夷フィルムスからicon 6 : (the colon)がリリースされる。10月24日発売の前に試写会ツアーが東京で皮切となった。icon 5 treatの時はご近所の目黒パーシモンホールで行われたのだが、今回はよりキャパの大きい北沢タウンホールにしたという。前作同様、16ミリによるフリーライディングの記録映像はあくまでも静かだ。
北京オリンピックが終了した頃、テレビで市川崑監督の東京オリンピックをやっていたのでひさしぶりに見直すことができた。この映画はドキュメンタリー映画というが、現代の感覚からすると市川崑監督による東京オリンピックの長編ニュース映画のように思える。露骨なくらいの監督の視線とむせかえるくらいの温度感がこの作品の真骨頂なのだが、そこが鬱陶しくも感じられた。理念やら何やら人間が創造したものを映像にすると選手や人間、文化、社会がテーマとなっていく。映像美は勿論ある、ドラマティクなスポーツシーンもあるが、とらわれない、リアルな、素の、人間の、アスリートの動きは東京オリンピックにはない。
一方、iconには造られたものではないものしかない。だからそこに大声はいらない。



SUPPORTED BY JUGEM Desktop

| Toru Tachizawa | 23:35 | - | - | pookmark |

Calendar

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< October 2008 >>

Profile

 

Search

Entry

Archives

Category

Link

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Sponsored Links

Mobile

qrcode