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河内小阪という平凡な私鉄線の駅から
Shimokosaka 6 May 2012
河内小阪という平凡な私鉄線の駅からひっそりとした町を10分ほど歩いていくと司馬遼太郎記念館がある。この時点で何か好い気配というか、そういった種類のなにかを旅行者として感じた。ごくごく普通の生活がある場に突然迷い込んだ旅人というのは悪くない。気楽さと適度な緊張感、そういうものを観光地では感じにくくなっているのだろう。

Shimokosaka 6 May 2012
安藤忠雄の記念館、とくにこのステンドグラスは良い感じがしたが、時期的にも新緑と花の季節ということもあって、雑木林を模したような庭と、趣向を凝らしたというところがない自宅がとても良かった。もちろん外側からしか見ることはできないのであるが。

Shimokosaka 6 May 2012
書斎の前に置かれた土管にナノハナやツユクサを植えて眺めていたというのが妙に可愛い。
けれどもぼくは、氏の二十一世紀を生きる君たちへとそれは重なるような気がしていた。
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