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国立劇場二月文楽のポスターを見て

蘆屋道満大内鑑 Feb 2011
国立劇場二月文楽のポスターを地下鉄駅構内で見て、とても良いなと思い来月の杉本文楽の予行練習くらいに思ってたのだけど、結局ハマって上演3部とも全て聴いてしまった。文楽には以前から興味はあったが生で鑑賞したのは今回はじめて。劇場はリビング観劇と違い、お尻が痛いし疲れるけど、やはりえにも言われぬ良さがある。まず光が良い。義経千本桜の道行初音旅「とざいと〜ざい〜」東西声を聞きながら紅白幕を見つめていると大夫の口上と共に幕が落ち、静御前と狐(義経四天王佐藤忠信)が歩く桜が満開の吉野の風景が開ける。紅白幕の後に春の吉野山。この情緒いっぱいの色彩感覚たるや日本人にとって実に好ましいと思える初手のやり口なのではないだろうか。そしてその光景は劇場でこそ多いに味わえるというものだ。あとは何といっても音である。文楽は聴くものと言うが大夫の肉声の大小がきちんと伝わるようになっている。語り、三味線、時にお囃子、これら音響空間が文楽だと思う。能には能の、文楽には文楽の、歌舞伎には歌舞伎の音というものがあり、それぞれに固有の特性があると思う。文楽は、肉声と三味線のリサイタルのような感じがすると言うと飛躍し過ぎるだろうか。
さてポスターと同一のちらしは、蘆屋道満大内鑑の蘭菊の乱れの段での葛の葉。彼女の手に注目してほしい。日本人ならわかるはず、その正体が。ぼくはこのちらしにいたずらをし、わかりやすくしたけど。葛の葉は三つ紋の稲荷朱の衣の下に、白狐に狐火の柄の付け下げを着ている。人形はしゃべらないが、仕掛けや動き、身につけた図像など、記号の勢ぞろいとなって雄弁だ。

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