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2001年のスウェットシャツ
Sweatshirts, 2001
2001年のスウェットシャツ。より正確に村上春樹風にすると、2001年のトレーナーシャツ。なぜその年のものだと特定できるのかというと結婚した時に作られたものだから。2001年の12月にぼくは結婚をした。LOOPWHEELERの鈴木さんのご好意によってたぶん100枚以上、披露宴の引出物として水引のタグが付いたこのスウェットシャツが誕生した。

ぼくはこのスウェットシャツに特別な思いを抱いている。それは結婚式のために作られたということではない。もちろん完全に否定できるかと言えば難しいのだが、それよりはもっと純粋に物としてオブジェクトとして価値を見いだしている。いや、だんだんそうならざる得なくなってきたというほうが正しい。というのは当初は引出物の無地のスウェットシャツとしてぼくの周辺に存在していただけだったから。それが4、5年前からこの2枚の存在感がひどく高まってきて、どうもそれ以外のものとは違うものになってきてしまった。どうやらそれらは本当に生地によるところが大きいのだと思う。

吊り編み機は1時間に1メートルほどの生地しか編めない。日本人が好む希少性に訴えたキャッチコピーで、今では言葉だけが一人歩きをしている。トレンドやローカルな話題をピックアップするだけの人に生地の云々を語る資格はない。彼らは着ないのだから。

最初期のLOOPWHEELERのスウェットは十年少し経つことになる。スウェットシャツでは二つ折になっているリブの部分が最も弱くパンクする。他は肱下にも小穴が空いたりする。スウェットパンツのウエスト部は生地がところどころ薄くなり、それがやがて穴となった。腿の生地も薄れてダメージ加工を施したような表情をしている。それでもあと数年は持つ。

2001年のスウェットシャツも新しい年を迎えると十年目になる。ネイビー色のほうは、色こそ褪せたがそれ以外この2枚に関してはどこにも支障がない。それが神々しくさえ感じる。それは生地だけではなく、この時のサイズ、ディテール、すべてにおいて好ましいと思っているからかもしれない。この調子なら今後十年は付き合えるとぼくは思っている。
| Toru Tachizawa | 01:04 | - | - | pookmark |
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