ロゼットとは八重咲きのバラの花びらのような形をいうのだそうだ
2011.12.01 Thursday | category:Boldstyle
ロゼットとは八重咲きのバラの花びらのような形をいうのだそうだ。放射状に配列した葉のタンポポ、エキノドルスという水草もロゼット型だ。華やかで楽しく、かわいらしい印象も与える。だからロゼットのリボンからは祝福の嬉しい気持ちが伝わってくるのだろう。
そんなロゼット型のリボンバッジが似合うのは、ロッド・スチュワートのような気がする。けど実際に彼のアルバムを探してみると、SCOTLANDと書かれたロゼットをシャツにつけている写真がわずかに見つかっただけ。単なるぼくの思い込みだけだったようだ。
受賞とか、栄誉なことはパロディにしやすい対象だ。WHYTROPHYの美しいロゼットを見ているとなおさらいたずら心が湧いてくる。ターゲットは米バックパッカー誌のエディターズチョイス。バンザイペイントはそれをバトラーズチョイスとした。Battlerとは生活に窮している人、路上生活者という意味だ。アメリカのバックパッカーはビニールに入れたドライフーズを食べ、路上生活者はラップされた高カロリーなフードを求める。バックパッカーと路上生活者のチョイスは全く正反対のものだ。
WHYTROPHYの高澤さんは快く製作を引き受けてくれたばかりか、肝心なリボンをナイロンのウェビングテープにするというアイディアまで出してもらい完成度が高くなった。
Rod Stewart / Foot Loose & Fancy Free 1977 Riva Records RVLP 5
Bonzaipaint® 2012SS
2011.10.25 Tuesday | category:Boldstyle
今年で17年間も関わっているが自分のなかで一番よくわからないものはBonzaipaint®だ。
よく問題意識を持ってモノ作りをしている、という人がいるが立派だと思う。ぼくの場合はモノを作ると逆に問題を抱え込んでしまう。Bonzaipaint®は過去どの時点でも常に種々多様な問題を抱えている。でもBonzaipaint®のようなメッセージを発信出来るブランドは少ないと思う。Bonzaipaint®らしさあふるるTHE WARLESS STREET JOURNALというTシャツと
WHYTROPHYとのコラボでBattlers' Choiceというロゼッタ。
人にとって道具とは不思議なもの
2011.10.24 Monday | category:Boldstyle
人にとって道具とは不思議なもので、機能から利便性や快適さを得られると今度は逆に全く違った要素が欲しくなったりする。
ふたつにあわせた掌が水を得るための道具としてはあまりに貧しいことから器が生まれた。貝や石、骨や皮、木などによって水は貯えられた。それから長い年月を経て誕生した素焼き、金属類、陶磁器、ガラス、紙、プラスティックなどの器が現代生活空間に溢れている。しかもそれらは多種多様であり道具として用いるのでなく観賞用のものも多い。
人は太古から呪術、宗教、象徴、美的、権威、財として道具と接してきた。道具に機能以外のものをどうしても求めてしまうのは人の性、これもリンゴを食べてしまったところに関係があるのだろうか。
diagnlのカメラストラップNinja StrapもGELCHOPの呪術美が加わり新たな幕があがった。
近日発売予定 Bonzaipaint® Online shop
ヤラセなし!悪いことに"間違い"が"マジで"売り文句になってしまった
2011.10.10 Monday | category:Boldstyle
8日にカーサブルータス11月号が書店店頭に並んだ。連休で2日早い発売となったそうだ。"A Wall Newspaper"というレギュラー誌面の内に『石川顕※の店長日記』という連載がある。千駄ヶ谷のTAS YARDの横の"BIRD HAUS"というお店が記事に連動して、実際に紹介された商品が雑誌発売と同時に並ぶ仕掛けとなっている。そこに紹介される商品はどこでも買えるものではなく、通常はあり得ない、この記事のために作られたものというのが基本路線だ。構想を聞いた時から、マスメディアにあってコマーシャリズムを揶揄する、石川さんらしいおしゃれな企画だと思っていた。そして光栄にも今回二回目というその大切な場にtransient existence × ONE KILN CERAMICSのクッカーセットを紹介していただいた。今回の"通常はあり得ない"曰くこと『悪いことに"間違い"が"マジで"売り文句になってしまった』の顛末は、ぜひ誌面で見てぼくを笑って欲しい。どうもノッてやった仕事のほうがミスが多いみたい。
末筆ですがONE KILN城戸さん、芽生ちゃん、校正をしてくれたお父さん、イラストレーターの江夏さん、石川さん、BIRD HAUS、カーサブルータス編集部に感謝します!
※石川顕(スタイリスト。しかし最近は分泌業が多いらしい)
ストッキスト
2011.09.10 Saturday | category:Boldstyle
残暑のなか今年もストッキストが池袋の自由学園明日館で開催され、搬入日を加えた4日間が無事終了した。展示会という営業行為や下心も大切なのだが、日頃あまり縁のない池袋地区を徘徊したりするのも楽しみな目的のひとつ。今回は岡本さんお薦めの池袋駅前の喫茶『タカセ』、石川さんお薦めの中華『福新』、松山さんお薦めの高田馬場の蕎麦『もり』、『フォー・ベト』などを食べ歩いた。和菓子『志むら』の氷いちごとか、『かいじゅう屋』という水、金、土営業のパン屋とかストッキストで知ったお店も多い。なんのこっちゃ!
暑いときに、暑苦しい2人が意気投合すると
2010.12.22 Wednesday | category:Boldstyle
暑いときに、暑苦しい2人が意気投合するとマトモなものは出来ない。8月某日
石川さん「蛍光ピンクとかいっちゃう」
ぼく「えっ、ぼくもピンクがいいと思ってた」
石川さん「じゃピンクともう一色をシルバーにすれば、シルバーは売れるっしょ」
ぼく「やばい、早くピンク欲しい」
商品企画以上終了。そしてナイロン染色の発色にこだわって出来たのがこのネオンピンクのストラップ!石川さんと少しくすんでたらしょぼいけど、多少はありえるよなあ〜、と危惧していたのが何だったのかと思うこの蛍光っぷり。超大満足のピンクちゃんストラップ。
でもこれが至近距離の撮影では思いっきり写り込むわけが〜ん。でもメゲテはいけない、これはプログレ、パンクなのであるから。なに逆に考えれば写り込みが良く確認できるからかえって便利であると。物事の奥底まで考えられる大人の方に買ってもらいたい逸品です。
TOKYO CULTUART by BEAMS 限定
diagnl ninja strap Vol.4 Bonzaipaintモデル38ミリはこちら
diagnl ninja strap Vol.4 Bonzaipaintモデル25ミリはこちら
俗にプロ巻きという末端処理。几帳面な人や自閉症のぼく好み。カメラストラップの試作品を見させてもらったとき、ベルトを束ねる小さなパーツを加えてもらうようにお願いした。
作ってみたら割と良かった
2010.12.16 Thursday | category:Boldstyle
作ってみたら割と良かったみたいなとこは滅多にないのだけど、このスウェットの作務衣は意外に良かった。ヘビーウエイトのスウェットだとちょっと肩コルみたいな感じで敬遠されぎみなんだけど、羽織にするとちょうど良かったりする。そのしっとりとした重さも含め。これが流行りのライトウエイトの生地のものだと軟弱で嫌らしく、また抹香くさくもなる。ぼくは坊さん風の作務衣は嫌いで、道着のような雰囲気のものが好きだからこうなるのかもしれないけど。大人もののサイズはトーキョーカルチャート by ビームスで発売中です。
Bonzaipaint 26 初展示会ありがとうございました。
2010.10.18 Monday | category:Boldstyle
Nakameguro Oct 2010
Bonzaipaint 26 初展示会ありがとうございました。ブランドディレクターの石川さん、製造プロデュースのラウンドさん、マークロゴを提供してくれた豊田さん、お手伝いいただいた多くの皆さんに感謝いたします。来春から店頭デビューです。よろしくお願いいたします。
#962 "THE SNOWSURF SHOP" Tee Shirt for EXHIBITION TARO TAMAI
2009.10.02 Friday | category:Boldstyle
#962 "THE SNOWSURF SHOP" for EXHIBITION TARO TAMAI
Akasha=虚空。すべてのものが何のさまたげもなく存在する空間。そのような空間と遊べる男は世界に何人もいない。玉井太朗のスノーサーフィンは本人の意思を感じる次の瞬間逆に希薄となり、それは森羅万象の内に溶け込み、あるいは一部となって見るものを包み込む。
T.Tという名のStickもバックパックも、雪片やそこにただあるハイマツや、半身に雪をつけたダケカンバとひとつとなって存在しているように見える。そのとき私たちに玉井太朗は何か強烈なメッセージを、もしかしたら大いなるものに変わって発信しているのかもしれない。
そんな寅年生まれの玉井太朗『THE SNOWSURF SHOP』がAccura企画で行われる。
TRANSIENT EXISTENCEは『#962 THE SNOWSURF SHOP』の限定Tシャツを販売する。スノーサーフィンのアイコンには夷フィルムス関口さんからicon 5 treatから連続するコマを送っていただき完成することが出来た。
会期:2009年10月2日(金)〜10月27日(火)
場所:トーキョーカルチャート by ビームス 東京都渋谷区神宮前3−24−7 3F
お問い合わせ: 03-3470-3251 営業時間:11:00 - 20:00 会期中無休
#993 "Vehicle ID" Young person Sticker
2009.09.29 Tuesday | category:Boldstyle
Yoga Sep 2009
TRANSIENT EXISTENCEからビーグルID型のステッカーが販売されます。詳しくはこちら。ってあまり詳しくないのはTRANSIENT EXISTENCE自体が正式には来春スタートなので。
ただONE KLINとのコラボレーションのクッカーセットやステッカーなどは今年から販売。
神学院下交差点から清泉インターナショナル、神学院、元ティンバーテニスクラブの前には桜並木が続く。さらに深沢8丁目辺りの閑静な住宅街にも桜並木が続き、深沢の呑川緑道も近いこともあって、桜の季節は遠出をしなくても十二分に楽しかった。思い出深いところのひとつ。